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【医師監修】実はニキビの原因になる男性が好きな食べ物5選

ニキビの有無によって、顔の印象は大きく変わると言われている。

特に、ニキビの有無が、肌が綺麗かどうかを判断する上の大きなポイントになっているようだ。

また、男性が考えている以上に、女性は男性の肌の綺麗さというのを見ていると言われている。

そのため、女性ウケするモテ肌を目指す上で、ニキビの発生は全力で防ぎたいものである。

そんなニキビができやすいということに、悩んでいる男性も多いのではないだろうか。

ニキビができやすくなる原因としては、さまざまなものが考えられるが、食べ物がニキビの原因となることがある。

本記事では、そんなニキビの原因となり得る食べ物をご紹介する。

食べ物の誘惑に負けず、ぜひモテ肌を目指していただきたい。

この記事を監修した専門家~うるおい皮ふ科クリニック(皮膚科、美容皮膚科、漢方皮膚科、アレルギー科、形成外科)院長 豊田 雅彦~

  • 1964年、長野県生まれ。
  • 1990年、富山医科薬科大学(現・富山大学)医学部卒業。同大学皮膚科学講座に入局・研修医。
  • 1994年から2年半、米国ボストン大学医学皮膚科学教室に留学し、皮膚老化や神経など多彩な研究を行う。
  • 1996年、米国ワシントンDCで開かれた国際会議である研究皮膚科学会議年次総会で「色素細胞と神経の接着」にて最優秀研究賞を共同受賞。
  • 2002年、パリで開かれた国際皮膚科学会で「アトピー性皮膚炎のシクロスポリンによるかゆみの抑止効果機序」の発表にて臨床部門最優秀賞を単独受賞。
  • 2003年、富山大学皮膚科講師。
  • 2004年、米国マイアミで開かれた国際皮膚科学会で「抗アレルギー剤がかゆみを抑える新たなメカニズム」の発表にて研究部門最優秀賞を単独受賞。国際皮膚科学会において研究と臨床の両部門で単独世界一を受賞したのは当時世界初。
  • 2005年、うるおい皮ふ科クリニックを開業。

うるおい皮ふ科クリニック

公式サイトを見る

かゆみをなくすことをライフワークに掲げ、患者さんが希望を持てる診療に日々尽力。現在までに2,000以上の医学論文・医学専門書を執筆。また、国内外で年間最多250以上の講演会・学会発表・保健所指導を行う。受診患者の99%(年間約3万人)の症状を軽減〜消失に導いた、世界有数の皮膚病・かゆみのスペシャリスト。

西洋医学と東洋医学を融合させることで、かゆみを激減することに成功し、かゆみの漢方治療のパイオニアおよび個々の患者の症状に合わせたオーダーメイド治療の確立・啓蒙、発展に寄与。

「一人として手を抜かないハイクオリティー高度専門治療」を標榜し、午前9時から午後9時まで(時には日をまたぐこともある)、ノンストップ診療を行なう。評判が評判を呼び、北海道や九州、米国や東南アジアからも受診者多数。受付時間3時間以上前からできる患者の行列は有名。薬だけに頼らず、日常生活の中で病気・かゆみを克服する診療方針は、世界から絶大な信頼を得ている。

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本和漢薬学会評議員、日本研究皮膚科学会評議員、日本かたち研究学会理事、日本美容皮膚科学会・日本乾癬学会・日本皮膚免疫アレルギー学会・日本皮膚病理組織学会・日本皮膚悪性腫瘍学会・The Society for Investigative Dermatology、Federation of Clinical Immunology Societies 他会員。

<著者>(例)

『頑固なかゆみもアトピーも1分肌活で必ずよくなる』(三笠書房)

『図解版:頑固なかゆみもアトピーも1分肌活で必ずよくなる』(三笠書房)

共著・分担執筆:『東洋医学を極めた!漢方の名医9人』(現代書林)、『健康医学 本当はカラダに良いこと 本当はカラダに悪いこと』(フローラル出版)など

<インスタグラム>

肌活先生|皮膚科医によるアトピー・かゆみ等のお悩み相談室

食べ物がニキビの原因に

ニキビができやすくなる原因としては、さまざまなものが考えられるが、食べ物がニキビの原因となることがある。

特に、以下のような食品の摂り過ぎには注意が必要だ。

  1. 皮脂(毛包に付着した皮脂腺で作られ、毛穴から皮膚表面に排出される“あぶら”)を過剰に分泌しやすい食品や皮脂分泌を調節するビタミンなどの消費が激しい食品
  2. 肌荒れを起こしやすく(皮膚の“サビ”:酸化など)、また肌の正常なターンオーバー(新陳代謝)やバリア機能(肌を守る働き)を乱しやすい食品

また、ニキビは毛穴が皮脂により詰まることから引き起こされる。

具体的には、以下のような流れとなる。

  1. ニキビ菌の代謝産物(コプロポルフィリン)が、皮膚に紫外線などが当たることにより大量の活性酸素を発生させ、酸化した皮脂(遊離脂肪酸)とニキビ菌の出す皮脂の分解酵素(リパーゼ)の刺激による毛穴出口付近の角化の促進により毛穴が詰まる
  2. 酸化した皮膚は刺激が強いため、皮膚のバリア機能障害やターンオーバーの乱れにより肌荒れを生じる
  3. 毛穴に詰まった皮脂の酸化がさらに進むと、毛包周囲に炎症が引き起こされ、毛包周囲に白血球が集まってくる
  4. そしてこの白血球が毛包を破壊しさらに大量の活性酸素が放出されるという悪循環が生じる

このように、大量の活性酸素が周囲の組織を攻撃するようになり、ニキビは悪化するのである。

実はニキビの原因になる男性が好きな食べ物5選

揚げ物

まずは、揚げ物のたぐいだ。

男性に好きな食べ物を聞くと、常に上位にランクインされる食べ物だ。

揚げ物は、飲み会の席などで出される代表的な食べ物であり、特に会社勤めの男性の皆さんは避けては通れないだろう。

お酒を飲み、揚げ物を食べることは、肌荒れに繋がることがあるため、食べ過ぎには注意が必要だ。

揚げ物や肉類などの脂っこいものは体内で中性脂肪に変わり、皮脂の原料になってしまい、結果として皮脂の過剰産生の原因になる。

前述したように、過剰に産生された皮脂は、毛包内でニキビ菌により代謝されて毛穴の皮脂詰まりや炎症を引き起こし、ニキビの新生や悪化を引き起こすと考えられる。

ファーストフード

2つ目は、ファーストフードである。

安い・旨い・早いの三拍子揃ったファーストフードは、忙しい中でもガッツリ食べたい男性の強い味方である。

但し、特に、油分の多いフライドポテトなどをたくさん食べることで、皮脂の産生・分泌量などが増加してしまい、毛穴を詰まらせる原因になるので、食べ過ぎには注意が必要だ。

脂質と炭水化物を体内で消化・吸収するのには、特にビタミンB群が大量に使われる。

皮脂の分泌量をコントロール(抑制)するビタミンB2やB6、および酸化を防ぐビタミンCを積極的にとると、皮脂トラブルの予防につながる。

油っぽいものを多く摂取するとこれらのビタミンが消費されてしまい、皮脂抑制の働きが低下すると考えられる。

ある研究によれば、「血糖値を急上昇させる炭水化物を摂取することが多い人は、ニキビができやすい可能性がある」いわれている。

昼食や夕食に、仕事が忙しいため、ちょっと外食をするというときにファーストフードで済ませてしまう方もいるだろうが、肌だけでなく、体全体の健康面においても、あまりいい影響を与えないので、極力控えた方が良いだろう。

ポテトチップス

3つ目は、ポテトチップスである。

ちょっとした休憩をしている時や、自宅などでテレビを見ているときに、なんとなく食べてしまうことがある。

お菓子類の中でも、ファーストフードに近いポテトチップスは、脂分が多く含まれている。

サラダ油で揚げられているほか、香ばしさをつけるためにラード(豚脂)が使用されていることもある。

さらにこれらの製造過程で用いられる油は、紫外線の影響などで酸化しやすい傾向があり、多く食べることで肌を含む体の“サビ”を生じ、肌荒れからニキビも生じやすくなる。

すなわち、このようなお菓子などでも皮脂分泌の亢進から肌が荒れてしまい、ニキビの原因になることがあるので、食べ過ぎには注意が必要だ。

ケーキ

4つ目は、ケーキである。

どちらかというと女性の方がケーキ好きは多いかもしれないが、男性の中にも「甘党」であり、ケーキが好きな方は多いだろう。

近年は、海外から上陸してきた様々なケーキを代表とするスイーツがトレンドとなっており、デートなどで女性を喜ばせるためには必須の食べ物になってきている。

ケーキ含めて過度な糖分を摂取する甘いお菓子は、ニキビの原因になることがある。

「チョコレートでニキビが悪化する」という噂がありますが、これもチョコレートに含まれる糖分が原因といえる。

過度の糖質摂取によって血糖値が急上昇し、皮脂腺を刺激するインスリンが過剰に分泌されてしまうためだ。

インスリンには血中の糖分を脂肪に換えて体にため込む働きもある。

また、糖分の代謝においてもビタミンB群を大量に消費するので、ビタミンB群の不足にもつながりニキビができやすくなる

エネルギー源として消費しきれなかった糖は、体にたまり「糖化」という現象を起こす。

糖化は、コラーゲンなどのタンパク質が、体内にある余分な糖分と結びついて加熱され、体の細胞を劣化させる現象だ。

糖化は別名で「体・細胞の“コゲ”」と言われる。

糖化により作られるのがAGEs(糖化タンパク質:糖化最終産物)。

糖化が肌に及ぼす影響はニキビを含む肌荒れやターンオーバーのアンバランスだけではなく、くすみ、たるみやしわの原因ともなり得る。

普段からお菓子が大好きで甘いものをよく食べたり、食生活が乱れていたら危険だ。

また糖化は血液循環を悪くし、免疫力を下げて肌をサビさせる活性酸素を放出させるので、ニキビができやすい状態を作ってしまう。

紫外線や喫煙などによる活性酸素の増加によっても糖化が進行するので要注意。

ちなみに酸化した脂質がタンパク質と結びついてできるALEs(カルボニル化タンパク質:脂質過酸化最終産物)も、肌荒れニキビの原因となる可能性がある。

ここで気をつけてほしいのが、糖質や脂質は決して悪者ではないということ。これらは大切なエネルギー源でもありますので、極端に避けるのではなく、質の良いものを適度に楽しみましょう。

激辛料理

最後に、刺激の強い激辛料理も、ニキビの原因となることがある。

激辛料理を汗を拭いながら食べる姿は、男らしさを演出してくれる一方、肌には悪影響を及ぼすことを覚えておいていただきたい。

刺激の強い激辛料理は、過度に胃腸に負担をかけてしまうため、食べ過ぎれば腸内細菌叢(腸フローラ)に悪影響を及ぼす。

その結果、肌のバランスが崩れてしまい、肌荒れなどの原因になりニキビになることがある。

最近では、「腸-脳-皮膚相関」という言葉があり、腸の機能・状態が、脳や皮膚の機能に影響を与えていることが注目されている。

すなわち、腸内細菌叢はホルモンなどを介して、脳や皮膚と綿密なネットワークを築いていることが分かってきた。

まとめ

いかがだっただろうか。

以前より、糖分の多い甘い物や脂っこい物を食べるとニキビができやすいと言う事をよく聞きましたが、関連性は科学的・医学的には現在のところ証明されてはいない。

脂っこい物を食べるとできやすいというのは、摂取した油により皮脂腺内に溜まる皮脂が増えると言う考えから出た説であるが、実際の関連性はないとの意見もある。

しかし、未だ不明な点も多く、中にはあるものを食べると必ずにきびが増えるという方もいるので、確信できるのであれば当然その食べ物を避けた方が良いだろう。

また、脂っこいものを過剰摂取した翌日に、皮脂の分泌増加やニキビの悪化を認めることがある。

科学的・医学的に「明確に証明できていないこと」と「事実ではない」こととは、もちろん大きく異なる。

理論上納得ができ、実際にニキビができる原因の食品がある以上、その結論を重視・注視すべきであると考える。

揚げ物好き、スイーツ好き、炭水化物好き、激辛料理好きの方は、いきなりすべてやめようとするとストレスの原因にもなるので、量を控えつつ、補うべき栄養素や食べ物を併用した食生活習慣を心がけていただきたい。

ビタミン不足を招く高脂質や高糖分の食事に偏ることを避け、皮脂分泌を抑える働きのあるビタミンを食事に効率よく取り入れて、ニキビの原因である「酸化」および「糖化」を予防していただきたい。

ぜひ食事に気を付けて、美肌に少しでも近づいていただきたいと願っている。

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