本記事では、お茶が持つ美容効果についてご紹介する。
男性の皆さんは、普段お茶を飲まれているだろうか。
お茶は喉を潤したい時や食事の際に口にする馴染み深い飲料だが、茶葉を用いて急須で入れる物はもちろん、お店で気軽に買い求められるペットボトルタイプであっても、美肌に対して高い効果をもたらす成分が含まれている。
例えば、1日に2リットルの水分補給が行えば、肌の新陳代謝アップや便秘と肌トラブルの解消、乾燥予防や血行促進という恩恵が受けられると言われているが、補給時の飲料の一部をお茶にすると、美容効果も含めたより一層高い作用を得ることができる。
以下にて、具体的なお茶の美容効果についてご紹介していく。
この記事を監修した専門家~サステナブル料理家・日本茶アンバサダー 佐々木 綾子~
日本茶アンバサダーとして、日本でつくられる「チャノキ」が原料のお茶の魅力を発信。
その他さまざまなお茶も好きでよく飲んでいます。
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美肌にも効果絶大!?お茶の美容効果とは
利尿作用による老廃物排出
紅茶や緑茶には、カフェインが含有されており、カフェインには利尿作用があるため、利尿作用により老廃物を体内から排出する機会が増やせる。
その結果、むくみや肌トラブルの解消に繋がり、すっきりとした見た目と滑らかな肌を手に入れることができるのだ。
ただし、覚醒・興奮作用があるため、就寝前は避けたい。
抗酸化作用による活性酸素の除去
カテキンが含まれる緑茶や紅茶などにおいては、抗酸化作用ももたらしてくれるため、加齢や疲労、ストレスなどにより体内に増加する活性酸素を除去することができる。
体内に活性酸素が多い状態だと細胞が酸化してしまい、肌に元気がなくなってしまうため、根本的に活性酸素を除去できれば、若々しい見た目をキープすることができるのだ。
また、緑茶ポリフェノール(カテキン)には、肌荒れやかさつき、シワを内側から消してくれる作用が期待されていて、海外のプラセボ実験によると、紫外線によって肌荒れやダメージを受けた場合でも、お茶を飲むことで荒れやカサつき、シワやふっくら感などの改善に繋げることが期待できる。
その他特筆すべきは、緑茶に含まれるビタミンⅭだ。
緑茶500㏄ではレモン一個分より多くのビタミンⅭを摂取できる。
ビタミンⅭにはシミやそばかすのもとであるメラニン色素の合成を抑える作用があるので、こまめに緑茶を飲むことで、紫外線ダメージなどによるシミやそばかすの発生防止に効果的だ。
上質な成分による肌トラブルの改善
はと麦茶においては、肌の炎症を抑え、肌美容に効果的だ。
日本では昔からイボやニキビの治療に効果的といわれており、江戸時代の書物でも、イボとりやニキビの改善にはハトムギのお茶を飲むよう記されている。
また、中国の古代宮廷料理では代表的食材であったことからも、その美容や健康効果がうかがえる。
はと麦茶はノンカフェインであることから、就寝前などの水分補給にも良さそうだ。
ポリフェノールによる新陳代謝の促進
お茶は、年齢に応じて生じたシワや肌構造の改善にも効果があると言われている。
先述の緑茶ポリフェノール(カテキン)に抗酸化作用や皮膚のダメージを軽減する効果が期待できるほか、お茶の中でも油分が多い料理との相性が優れている烏龍茶に含まれるウーロン茶重合ポリフェノールにも注目だ。
ウーロン茶重合ポリフェノールの働きは研究段階であるものの、脂質吸収抑制作用が報告されており、中性脂肪の低下が期待されている。
また、アトピー性皮膚炎の改善や、肌を美白する可能性についても研究がすすめられており、シミやそばかすの改善に期待できる。
まとめ
いかがだっただろうか。
ぜひお茶を飲んで、美肌に少しでも近づいていただきたい。
その他、HANDSUM+では、本記事でご紹介した以外のスキンケア方法も多数ご紹介しているため、あわせてチェックいただきたい。
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参考資料