本記事では、歯のクリーニングのメリットをご紹介したい。
男性の皆さんは、歯医者にはどのような頻度で通われているだろうか。
虫歯ができた時や、口腔内に痛みを感じたときに思い出したように行かれるという方が多いかもしれない。
しかし、実は歯医者には半年に1回以上定期的に通い、検診とクリーニングを受けることが健康で綺麗な歯を保つポイントなのだ。
本記事では、あまり知られていない、歯医者で受けられる「クリーニング」のメリットをご紹介したい。
歯のクリーニングとは?
歯のクリーニングとは歯に付着した歯垢や、自分では中々落とせない歯石を取り除くほか、歯の表面を研磨材などを用いて磨きあげるといった処置である。
歯と歯茎の間のポケットに溜まった汚れや歯石は、歯周病や口臭の原因になるほか、場合によっては頭痛なども引き起こすことがある。
こうした汚れは自分の歯磨きでは落とすことができないため、定期的にクリーニングに通うことが重要なのである。
どんなメリットがある?
①口臭・歯周病予防になる
歯のクリーニングは長期的な歯の健康を保ち、歯周病などを予防するのに大きな効果がある。歯茎の痛みで悩みがある方は定期的な受診をお勧めしたい。
また、短期的にもクリーニングにより、口腔内の汚れを取り除くことで細菌の繁殖を防ぎ、口臭の予防にもなる。
なお汚れが過度でなければ回数も1回程度でよく、時間も30分程度で完了する。
②歯が白くなる
歯のクリーニングには歯垢や歯石の掃除に加えて、歯の研磨が含まれていることが多い。
茶渋などで歯の色が変わってしまった場合も元の色に戻すことができる。
③保険診療が適用される
歯のクリーニングは、基本的には汚れを落とすという治療行為であるため、原則的に保険が適用される。
(ものによっては自費の場合もあるのでご確認を)
このため比較的安い価格で受けることができるのも魅力だ。
実際にスタッフが利用したところ3,000円前後で受けることができた。
ホワイトニングとの違いは?
間違われやすいが、歯のクリーニングとホワイトニングは別のものである
クリーニングが汚れを落とすお掃除であるのに対し、ホワイトニングは歯の漂白を行うものである。
ホワイトニングは治療行為ではないため保険は適用されず、自費が基本となるので注意が必要だ。
また、歯のクリーニングを行ってもホワイトニングによるような真っ白な歯にはならないので、同様に注意しよう。
クリーニング後の適切な処置
歯のクリーニング後にはその効果を持続させるためにも、デンタルフロスの使用や、毛先の柔らかい歯ブラシを使った歯茎のマッサージを心がけよう。
また歯周ポケットの奥の汚れや、奥歯の周辺などはどうしても汚れが残りがちになるため、半年に1回程度は歯のクリーニングを受けると歯の長期的な健康に良いだろう。