世の中には、「女性を沼らせる方法」だの、「女性を口説く方法」が溢れている。
しかし、たくさんの女性から言い寄られることが、本当に”モテ”なのだろうか。
必死に小手先のテクニックを駆使して、女性にアプローチをして得られる関心が、本当に”モテ”なのだろうか。
魅力的な女性を口説き落とすことよりも、日々の中で大切なのは、自分が幸福であることだ。
そのために必要なのは、女性という異性からモテることではなく、周囲から愛されることが必要だ。
この記事の執筆者 ~メンズ美容メディア HANDSUM+編集部~
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モテる男ではなく、周囲から『愛される男』を目指そう
『愛される男』とは、男女ともに親しみを持って接してもらえる人間だ。
友人・知人、同僚など周囲の人から「◯◯っていい奴だよな」、「飲みに行くなら◯◯も誘おう」と言われるような男だ。
一緒にいると楽しい気持ちになる。
話していると明るく前向きな気持になる。
それが『愛される男』だ。
そのために日々の会話の中に取り入れたいのが、褒め言葉とテクニックだ。
褒めるべきポイントは6つ!
褒め言葉を言われると人は嬉しくなるものだ。
相手から認められた、肯定された、評価された、と感じ、同時に自分を認めてくれた相手に対する好感度が上がる。
しかし、無闇矢鱈と褒めれば良いというわけではない。
タイミング、褒めポイントを間違ってしまうと「適当に言ってるだけだな」と逆に好感度が下がってしまうので適格に褒める必要がある。
褒めるべきポイントは次の6つだ。
- 内面の良さ
- 良い成果の過程
- 前向きな行動
- 優れた能力やセンス
- 失敗したとき、落ち込んだとき
- 意外性を褒める
内面の良さ
最も褒めたいのは内面の良さだ。
内面の良さは、なかなか評価されにくい。
だからこそ、相手の内面の良さに気付いた時には褒めていきたい。
- 「明るくて楽しいから、君と話すと元気になるよ」
- 「細かいところに気がついてくれてありがとう」
- 「いつも冷静に判断してくれるから、助かるよ」
- 「細かいところまで気を配ってくれているね」
- 「意見が的確で参考になるよ」
というように相手の優しさ、明るさ、思いやり、冷静さなど良い部分を具体的に褒めよう。
良い成果の過程
相手が何かを達成できたときには、もちろんその結果を祝う言葉に加えて、その過程にも注目したい。
多くの人が達成した結果や、得た成果を褒めるが、その過程には注目しないことが多いからだ。
他の人とは違う視点で褒めることで、相手の印象に残りやすい。
- 「誰よりも努力をしていたからだね」
- 「失敗に屈すること無く、頑張ったからだね」
- 「日頃から頑張っていた成果が出たね」
というように、結果だけでなく、その過程を見ていたこと、応援していたことを伝えよう。
前向きな行動
積極的に何かを学ぼうとしているとき、新しいチャレンジをしようとしているとき。
前向きな行動をしようとしている人がいたら、こちらも褒めたいポイントだ。
- 「行動力があるね」
- 「新しいチャレンジに一歩踏み出す勇気があってすごいね」
- 「学びに意欲的で素晴らしいね」
結果がまだ出ていなくても、行動をしようとしたことは素晴らしいことだ。
その姿勢を褒めて応援しよう。
優れた能力やセンス
優れた能力やセンスは本人も褒められることが多いポイントだ。
しかし、改めて褒められるのはとても嬉しいものでもある。
優れた能力やセンスは本人も褒められることが多いので、より具体的に言うと良いだろう。
- 「歌が上手いね」⇒「歌の表現力が高くて、感動したよ」
- 「英語が上手だね」⇒「語学力があるから、とても頼りになるよ」
- 「仕事が早いね」⇒「仕事が早いから、こっちのモチベーションまで上がるよ」
どこが素晴らしいのか、詳しく褒めることで褒め言葉に深みが出る。
失敗したとき、落ち込んでいるとき
失敗したとき、落ち込んでいるときこそ、優しくされると相手の心に響く。
叱責されてしまうかもと相手が感じたときこそ、相手が日常的に頑張っていることに目を向けて励まそう。
- 「今回はうまく行かなかったけど、毎日努力してるんだから次はうまくいくよ」
- 「いつも頑張ってた努力はきっと無駄にならないよ」
- 「頑張ってて偉いなって思ってたよ。次はきっと大丈夫だよ」
- 「いつもありがとう。失敗することは誰でもあるよ、落ち込みすぎないで」
叱責されるても人は萎縮するだけだが、肯定され励まされることで次の意欲に繋がるだろう。
意外性を褒める
意外な一面を発見した時には、必ず褒めたいところだ。
普段は大人しい人が、実はパワフルな一面を見せたとき。
いつも明るくおちゃらけている人が、頼れる一面を見せたとき。
意外な趣味や経歴を持っているとわかったとき。
- 「◯◯が好きだったなんて意外!でもそんなギャップも素敵だね」
- 「今日は◯◯さんの頼れるところが見れて驚いたよ。助かった、ありがとう」
- 「◯◯が得意なんて知らなかった!とっても上手で驚いたよ」
意外な自分の一面も愛されると分かると、人はいつも以上に肯定されたと感じるだろう。
『愛される男』が使う褒めテクニックをマスターしよう
褒めるというのは簡単なようで難しい。
いざ褒めようとしてみると、意外と褒めるタイミングがなかったり、褒めたつもりが逆に謙遜されて相手に気を使わせてしまうこともある。
そこで褒めるときの2つのコツをおさえておこう。
「どうして?」「なんで?」の質問と褒め言葉をセットで使う
相手を褒めたつもりが「そんなことないですよ!」と謙遜されたり恐縮しそうな相手には、「どうして?」や「なんで?」と質問とセットにすると良い。
例えば、「◯◯さんはどうしてそんなに歌が上手いの?」と聞けば、「学生時代に合唱部だったんです」や「カラオケで練習してるんです」と返ってくる。
同じように「◯◯があんなに得意だったなんて知らなかった!何かやってたの?」と質問とセットにすれば「趣味で日頃から◯◯をやってるんですよ」と会話が広がる。
質問をセットにすることで、相手が褒め言葉を否定することなく自然に会話を続けられるのだ。
本人がいない場所で褒める
面と向かって相手を褒めることは大事だが、本人のいない場所で褒めることも大事だ。
本人がいない場所での褒めは相手に必ずしも伝わるとは限らない。
しかし、何かのときに「あのとき、あなたが◯◯だって褒めてたよ」と相手に伝わると効果が大きい。
直接褒められるよりも、間接的な褒めは、自分の良い評判が広がっていること、あなたがそれを周囲に話しているニュアンスが含まれるので好感度が上がりやすいのだ。
日頃から褒めポイントを探そう
相手を褒めるというのは、簡単なようで本気で取り組むと難しいものだ。
そこで大事なのが、日頃から褒めポイントを探すということだ。
褒めるためには、相手の良いところを積極的に探すということ。
相手の良いところは、どこだろう?と考えることで、相手の良いところを再発見できる。
自然と周囲の人への愛情も深まる。
常日頃から、周囲の人の良いところを見つめてみよう。
褒める時に注意したいポイント
褒めるのは基本的に良いことだ。
褒められて嫌な気分になる人は少ない。
ただ、褒め方によっては、不快感を与えてしまうことがあるので注意も必要だ。
褒めたつもりのセクハラに要注意
特に注意が必要なのが、褒めたつもりのセクハラだ。
昔はOK!だったものでも今はNGなことも多い。
特に40代50代は「自分は大丈夫!」と考えずに、一度フラットな頭でどんな発言がセクハラに該当するのか確認しておこう。
特に注意が必要なのが、身体的特徴について褒めること。
- 「あれ?痩せた?ダイエットに成功したんだね」
- 「目が大きくて、とてもきれいだね」
- 「綺麗な髪が素敵だね」
など
よほど親しい友人関係ではない限り、身体的特徴について言及するのはNGなことが多い。
どうしても容姿を褒める時は、上品だね、爽やかだねなど印象を褒めるに留めるのがベターだ。
嘘をつかずに褒める
褒める時には、「ヨイショ」や「嘘」を含まないようにしよう。
良かれと思って褒めたつもりが、上っ面の言葉に聞こえてしまう。
適当なことを言っていると思われてしまうと、逆に「嫌味」や「馬鹿にしている」とも受け取られかねない。
褒める時には、本当に良いと思ったところを伝えよう。
まとめ
いかがだっただろうか。
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