スーツに合わせる靴と言えば、定番はブラック。
どんなスーツにも合わせることができる万能なアイテムです。
しかし、ブラウンの革靴にも魅力はたくさんある。
もし、ブラックしか履いたことがないなら、一度ブラウンと革靴にチャレンジしてほしい。
この記事の執筆者 ~メンズ美容メディア HANDSUM+編集部~
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ブラウンの革靴の魅力
「茶色の革靴」と言っても、色合いは様々だ。
ダークブラウン、バーガンディー、モカ、エスプレッソ、ライトブラウンなど。
茶色には色々な色がある。
少し色合いが違えば、見た目の印象も大きく変わってくる。
また、黒い革靴に比べてブラウンの革靴は経年変化が分かりやすいという特徴がある。
購入時の色味から、長い期間掛けて育てていく楽しみがブラウンの革靴にはあるのだ。
ゆっくり変化していく革靴の風合いは、自分だけの唯一無二。
同じモデルの革靴でも、着用歴、履き方、手入れの仕方で表情がガラリと変わるのもブラウンの革靴の楽しみである。
良い製品を購入し、手入れをしながら長く使う。
これは余裕のある人間にしかできない。
足元を見れば、人柄が分かるというが、ブラウンの革靴は着こなしで、落ち着き、物を大切にする誠実さ、丁寧な暮らしが相手に伝わるのだ。
STEFANO BRANCHINI(ステファノ・ブランキーニ)
STEFANO BRANCHINI(ステファノ・ブランキーニ)は、1995年創業のイタリアのシューズブランドだ。
13才で靴作りを始めたという創業者ステファノ・ブランキー氏は、17才でa.testoni(ア・テストーニ)に入社した。
その後、STEFANO BI(ステファノ・ビ)というブランドを立ち上げる。
このブランドは、のちにLVMHグループに売却され、新たに彼が立ち上げたのが、このSTEFANO BRANCHINIというブランドだ。
ステファノ・ブランキーニ氏が作る靴は「靴のフェラーリ」と呼ばれる。
また、アッパー(甲革)とソールを結合するステッチを多くする「ノルベージェ製法」を確率させたことでも知られる。
今回紹介するのは、「S4511-AV.BOSCO」。
外羽根式プレーントゥに両サイド型押し革をあしらった色気のあるデザインで、スーツだけではなくジャケットとパンツ、デニムにも合わせられる。
この靴は、パティーヌ仕上げと言って、色のついていない状態で靴を作り、そこに刷毛や筆で職人が色を付けられている。
手仕事で作られるため、同じ型番でも、どれも微妙に色ムラが異なり、一つ一つ違う風合いを楽しむのがこの靴の最大の魅力だ。
GUIDOMAGGI(グイドマッジ)
GUIDOMAGGI(グイドマッジ)は、イタリア・レッチェで制作されており、世界中のセレブに愛用されているシューズだ。
最高級のレザーを使い、洗練されたデザイン、快適な履き心地も魅力だが、なによりも魅力なのは、足を長く見せてくれるヒールアップ設計だ。
GUIDOMAGGIの革靴は、全て注文を受けてから作られる。
靴によってヒールアップできる高さは異なるが、だいたい6~10cmのヒールアップが可能。
履くだけで腰の位置が高くなり、スタイルアップして見える靴なのだ。
一般的な革靴のヒールの高さは3cm。
6cmのヒールアップを選べば、通常の革靴よりも3cm足が長く見える。
また、ヒールアップされることで少しかかとが上がるため、自然に姿勢が良くなる。
立ち姿、歩き姿も引き締まるので、相乗効果でスタイルがよく見えるのだ。
シューズのデザインは500種類を超えており、カジュアルからフォーマルなデザインまで様々だ。
きっとお気に入りのデザインが見つかるだろう。
BARRETT(バレット)
BARRETT(バレット)は、1917年創業のイタリア・パルマの老舗紳士靴ブランドだ。
日本ではセレクトショップなどで取り扱いがあるが、あまり知名度の高いメーカーではない。
しかし、本場イタリアでは、イタリア大統領や俳優、作家など名だたるセレブが顧客であるとして知られ、愛用者が多いブランドなのだ。
BARRETTの靴は、履き始めから柔らかく、足に馴染みやすい。
非常にシンプルなプレーントゥと、マッケイ製法で作られており、明るいブラウンが爽やかだ。
MAGNANNI(マグナーニ)
MAGNANNI(マグナーニ)はスペイン屈指の高級靴ブランドだ。
3世代に渡り、丁寧な靴作りを続けており、中でも特徴的なのが「オパンカ」と呼ばれるコレクションだ。
オパンカは、土踏まずの部分まで靴底を伸ばし、靴上部の革と縫い合わせる製法で作られている。
側面の分部の縫い目が敢えて見えるようにデザインされているのだ。
このデザインは見た目の良さだけではなく、靴底と靴上部が一体化することで、包み込むような履き心地になるというが魅力だ。
色気のあるダークブラウンにムラがあるのは、ハンドペイントで作られているから。
使い続けることで、自分だけの風合いが手に入る。
BERLUTI (ベルルッティ)
BERLUTI (ベルルッティ)はイタリア生まれの靴職人がパリに創立した高級シューズブランドだ。
まさにイタリアの人!という色気と遊び心たっぷりのデザインにパリの華やかでエレガントな雰囲気が合わさり、これぞ逸品という革靴が作られている。
なにより高品質なヴェネチアレザーを使用しているだけあって、大切に手入れをすれば十年以上は余裕で履ける。
値段は高いが、毎年少しずつ革の風合いが変わっていくので、世界に一つしかない自分だけの革靴に育ってくれる。
定番なローファーのデザインは、履く人の年齢を選ばない。
30代の方が手に入れたなら、40代、50代になっても履くことができる。
まさに一生物の革靴といえるだろう。
まとめ
いかがだっただろうか。
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