一流の人間には、一流である理由がある。彼らは多くの人を魅了し、老若男女問わず惹きつける。
是非とも彼らの思考から魅力的な人間になるためのヒントを探したい。
本記事では、一流の人間の思考を学ぶべく、サッカー界のレジェンドであるキングカズこと三浦知良選手の名言をご紹介する。
そもそもキングカズとは?
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キングカズは、横浜FCに所属しており、プロフェッショナルリーグでプレーする世界最年長のプロサッカー選手である。(2018年3月現在)
Jリーグでの活躍に留まらず、日本代表としてもFIFAワールドカップ初出場に貢献した。
ワールドカップ地区予選では総得点を27点記録、Jリーグ年間最優秀選手賞1回、得点王1回、ベストイレブンを2回、1993年にアジア年間最優秀選手賞を受賞など、輝かしい成績を残している。
また、高校を中退後、ブラジルに単身渡航し、日本人の海外挑戦の道を切り開いた人物として、現在海外で活躍する多くのプロサッカー選手から尊敬を集めている。
キングカズの名言3選
プロ意識に関する名言
お金をもらうからプロじゃない。どんなときでも手を抜かず、全力で戦うからプロなんだ。
プロとは何かについて考えさせられる名言である。
プロ意識を持つ人間は、自信があるだけでなく、目の前のことに誠実であるため、魅力的な人間に見える。
多くの人が口を揃えてプロ意識を持てと言うが、その一方でプロ意識の持ち方についてはあまり言及されることがない。
そのため、お金に見合う働きをするからプロなのだと考えてしまいがちだが、キングカズは「どんなときでも手を抜かず、全力で戦う」ことをプロだとしている。
男女問わず、常に全力でひたむき頑張れる人は、魅力的な人間に映るのだはないだろうか。
挑戦に関する名言
常に何かに挑戦していれば輝きは失われない。挑戦してその結果が成功だとか、失敗だとかではない。挑戦したときがもう成功といえるのではないだろうか。
挑戦に関して捉え方を変えてくれる名言である。
目標を持ち、それに向かって挑戦する人はかっこよく見えるものだ。
一方で、挑戦に失敗が付き物なので、多くの人が何かに挑戦したいと考えながら、尻込みしてしまうという現実がある。
キングカズは、挑戦した結果に左右されることなく、挑戦すること自体が成功であると捉えている。
このように挑戦を捉えることで、失敗を恐れず挑戦できるのではないだろうか。
失敗を恐れず、果敢に挑戦する姿は、女性から見て魅力的な男性に映るのではないだろうか。
限界に関する名言
一生やるよ。自分からは辞めないと思う。でも俺にも、どこもクラブが雇ってくれなくなる時が必ず来る。それが現役生活の終わりだと思ったらそうだろうけどサッカーはどんなところでもずっと続けられる。プロじゃなくてもいいんだから。プロサッカープレイヤーでなく、“サッカープレイヤー”として。
限界に挑戦するメンタリティーが感じられる名言である。
何かに挑戦するとき、誰もが経験することになるのが限界だ。
限界が見えたタイミングであっさりと諦める人も多いだろう。
限界を超えることに執着し、ボロボロになりながら努力し続ける姿は、決してスマートとは言えない。
しかし、そこまでして何かを達成しようとする姿は、スマートと言えなくとも、男女問わず多くの人を魅了するだろう。