香水の香りには様々な種類があるため、男性の皆さんの中には、どれを選んでいいか迷われる方も多いはずだ。
また、過去記事でもご紹介した通り、香水の香り立ちは、香水を付けた時のトップノートから変化するため、店頭で試した印象と購入後に使った時の印象が異なることもある。
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香水を付けるタイミングはいつがベスト!?香り立ちのステップを意識しよう! | HANDSUM+[ハンサム]|男にも「美」を。
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とはいえ、店頭に行く前に、どのような香水の種類があるか理解しておいた方が、実際に店頭で製品を選んだり、店頭スタッフと会話する際にもスムーズなので、HANDSUM+では、香水の香りを下記の8タイプに分類の上、それぞれのタイプでおすすめの香水をご紹介していく。
香水の種類
香水の種類は大きく以下の8種類に分類される。
- フローラル
- シトラス
- ウッディ
- オリエンタル
- フルーティー
- グリーン
- オーセンティック
- スパイシー
今回の記事では「8. スパイシー」をご紹介する。
スパイシー系の香水とは
スパイシー系の香りは、エキゾチックで、暖かみがあり、感覚的だ。
暖かさを感じさせる香りは、秋や冬そして初春に特に合う。
男性の香水は3種類くらいをローテーションして使うのがベターだが、スパイシー系の香りは他とは違う印象を残すため、その一つに加えるのにふさわしい。
また、香りが長くつけているほど強くなってくるのも特徴の一つである。
おすすめ製品
以下の通り、HANDSUM+編集部おすすめのスパイシー系香水をご紹介していく。
1. ザ ワン|DOLCE & GABBANA(ドルチェ&ガッバーナ)
ドルチェ&ガッバーナ ザワン フォーメン オードトワレ 100mL:クリックでAmazon商品ページ
1つ目にご紹介する製品は、ドルチェ&ガッバーナの「ザ ワン」だ。
ドルチェ&ガッバーナが描くエレガンドな男性像を伝えてくれる一本である。
現代的でありつつも、同時にユニークさを持ち、時代を超越したクラシックになりうる香りだ。
纏う男性には、カリスマ性と魅惑的でエレガントな雰囲気が約束される。
有名パフューマーのOlivier Polge氏によって開発された香りで、タバコと、カルダモン、ジンジャー、シダーウッド等が組み合わされた、洗練されてかつ官能的でスパイシーな香りである。
ボトルにも魅力があり、綺麗な幾何学的ラインと洗練されたクラシックデザインは、ネック部分がシルバーに装飾されており、まるでテーラーであつらえたスーツのよう。
2. ブルー エンセンス|Comme des Garcons(コムデギャルソン)
Comme des Garcons Blue Encens (コムデギャルソン ブルー エンセンス) 3.4 oz (100ml) EDP Spray for Unisex:クリックでAmazon商品ページ
2つ目にご紹介する製品は、ご存知日本の川久保玲氏によるブランドである、コムデギャルソンの香水だ。
コムデギャルソンが2013年の夏に発売した3部構成の「ブルー」シリーズ。
このシリーズは、「贅沢な温もり」と「焼け付くような冷たさ」という相反する要素の衝突、ラディカルな矛盾をテーマとしている。
メタリックなボトルに濃い青のグラデーションが施されたボトルデザインも秀逸だが、香りもセンセーショナルで刺激的だ。
今回ご紹介する「Blue Encens」は、その中でもスパイシーさを特徴とする。
激しく凍てつくような香料と、新鮮なアルテミシアの芳香という対照的な香りの大胆な融合は、クールさと暖かさを両立させている。
3. タバコ バニラ|Tom Ford(トムフォード)
TOM FORD(トムフォード) タバコ・バニラ EDP スプレィ 50mL [並行輸入品]:クリックでAmazon商品ページ
3つ目にご紹介する製品は、トムフォードの「タバコ バニラ」だ。
スパイスやコニャックの芳醇な香りがイギリスの紳士クラブを思わせるフレグランスである。
タバコのスモーキーな香りに、バニラがアクセントのように絡む、男性的なものと女性的なものが合わさった香りだ。
クリーミーなトンカビーンとバニラ、ココア、ドライフルーツ、甘い香りの樹液を加えることで、クラシックなフレグランスのジャンルをまったく新しく作り変えた一作だ。
4. グッチ バイ グッチ プールオム|GUCCI(グッチ)
グッチ グッチ バイ グッチ プールオム EDT 50mL:クリックでAmazon商品ページ
4つ目にご紹介する製品は、「グッチ バイ グッチ プールオム」である。
シャープなボトルデザインからも想起される通り、クールでモダンな香りが特徴の香水である。
トップではブラックペッパーのスパイシーな香りから始まり、ミドルではタバコのセクシーさ、そしてラストはウッド系の深みのある香りを感じさせてくれる。
5. エンディミオン コロン|PENHALIGON'S(ペンハリガン)
ペンハリガン(PENHALIGON'S) ペンハリガン エンディミオン コロン 50ML:クリックでAmazon商品ページ
5つ目にご紹介する製品は、ペンハリガンの「エンディミオン コロン」だ。
甘くソフトでありながら、男らしさを感じさせる、シトラスとスパイスにレザーが融合したオリエンタルな香りだ。
ロマンティックな誘惑を思い浮かべながら、月の光に照らされた夜の庭を歩く気分を演出してくれる。
男らしい香りと甘い香りがどちらも主張し過ぎず、良い塩梅に混ざっており、それが高貴さを生んでいる。
6. ファーレンハイト|Dior(ディオール)
【クリスチャン ディオール】ファーレンハイト EDT・SP 100ml (並行輸入品):クリックでAmazon商品ページ
6つ目にご紹介する製品は、ディオールの「ファーレンハイト」だ。
ディオールのメンズ香水ラインの中でも、パイオニア精神を体現する「ファーレンハイト」は、すっきりとした甘さの中に繊細な香りが広がり、男性的かつ個性的な香りを持つ。
秋らしい金木犀がトップノートとなっており、付けているうちにエキゾチックな香りに変化していくので神秘的な雰囲気になるだろう。
7. ラニュイドロム|Yves Saint Laurent(イヴサンローラン)
イヴ・サンローラン ラニュイドロム EDT SP 100ml [並行輸入品]:クリックでAmazon商品ページ
7つ目にご紹介する製品は、イヴサンローランの「ラニュイドロム」だ。
エッジィかつダイナミックなスパイス香が引き立ったスパイシー・ウッディーの香調をベースにしていて、とんがった感性と堂々としたマスキュリニティーをあわせ持つ、シックなアイテムだ。
トップノートではベルガモット、ラベンダー、スパイス類などが香り、ミドルノートではカルダモンやクミンなど加わる。
ラストノートではシダー、クマリン、ベチバーなどが香り、全体としてはホットでハートフルな情感の、魅惑のマンリー・セダクティヴィティーをアピールしてくれるような香水だ。
8. キセリュズルージュ|GIVENCHY(ジバンシイ)
ジバンシイ キセリュズルージュ EDT 50mL:クリックでAmazon商品ページ
8つ目にご紹介する製品は、ジバンシイの「キセリュスルージュ」だ。
真っ赤なボトルがセクシーさと暖かさを表している。
トップノートやミドルノートでは、ゼラニウムなどのミックスグリーンとフルーツ、レッドペッパーなどのスパイスに、ラストノートではサンダルウッド香る。
全体としては、五感を震わすような官能的で甘く危険な香りだ。
9. テールドエルメス|HERMES(エルメス)
エルメス テールドエルメス EDT 100ml:クリックでAmazon商品ページ
9つ目にご紹介する製品は、エルメスの「テールドエルメス」だ。
トップノートではオレンジやグレープフルーツなどの柑橘系の香りがあり、ミドルノートでは ペッパーのスパイシー感に、ゼラニウムがローズにレモンを足したような香りが加わる。
ラストノートでは、ベチバーのスモーキーなウッディー感がゆったりと広がり、シダーが甘さとスパイシー感の混ざったくすんだ樹木の香りを添える。
全体としては、草木とミネラルあふれる、ウッディな香りのイメージが強いかもしれない。
10. デクラレーション|Cartier(カルティエ)
デクラレーション オーデトワレ・スプレータイプ 150ml 【カルティエ】 [並行輸入品]:クリックでAmazon商品ページ
10つ目にご紹介する製品は、カルティエの「デクラレーション」だ。
トップノートではビターオレンジやベルガモット、マンダリンなどの爽やかで甘い香りがあり、ミドルノートではグアテマラ・カルダモンの清涼で甘い、樹脂ニュアンスのスパイシー感がゆったりと広がり、ペッパーやジンジャーが、シナモンが甘さと苦さを混在させたスパイシー感を加える。
ラストノートでは、ベチバーやオークモス、ティーがウッディやグリーンの香りを添える。
全体としては、シャープな印象のシトラスとスパイスが効いたオリエンタルウッディの香りだ。
オレンジ、杉、樺材およびオークモスの絶妙なブレンドが知的でセクシーなイメージを与えてくれる。
まとめ
いかがだっただろうか。
気になった製品があれば、ぜひ手に取っていただきたい。
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